門徒さんの家が壊されている。何でこんなに情けない気持ちになるのだろう。空き家のまま放置される家が多い中で,こうして,キチンと始末をつけられるのは,相当の出費ががかさむことだろう。でも,この淋しさって何だろう。僕が入寺した4年前,あばあさんが一人住まいをしておられた。そして,毎年,正月参り(お取越し)にもお参りした。市内に引越しされた後も,「ここがいい。」と一人戻ってきて,近所の人たちと談笑する姿を何度も見た。その家がなくなってしまう。
僕のように転勤のたびに官舎住まいを繰り返してきた者にとって,家に対する愛着というものが,もう一つ分かっていないのかもしれない。
この家は報恩講時に通った山門前にありました蜜柑や柿が実っていたお宅でしょうか?寂しいですね。
林拝
実は,その向かいのお宅です。あっという間に更地になりました。