ある寺の報恩講に招かれて,予定を見て気がついた。「あっ。お斎をご馳走になるのだ。」昼食を挟んでの法話だから,そうなると,ハンカチがいる。食事が膝元にこぼれてしまうからハンカチがいる。法衣を着るようになって,ハンカチは白と決めていた。そこで,洗濯したハンカチにアイロンを。初めての法座。勉強会で知己を得たご住職に招かれた。「毎年不欠」の『御文』のなかにある「仏法者後世者とみゆるようにふるまうべからず。」という厳しい蓮如上人のお言葉。「仏法しりがおの体たらくをみおよぶに。」をお聞きして,入寺して間もないころの勉強会で,講師の先生に「後世者ぶり。」と評されたことを思い出した。
自分の現在をさらけだすつもりで,おしゃべりしたつもりだけれど,「ひきれからし」と紙一重。我が身を捨てられているかどうかが,その境界線だろうと思うけれど,自分では分からない。でも,同じ先生に出会えた法友の席でおしゃべりできる幸せを感じることができました。