2007年12月31日

1年間有り難うございました

07.12.31-1.jpg  朝から責役2人が来て,迎春準備。打敷を掛け,お華束を準備して,参詣席の椅子を並べる。明日の修正会の準備も出来ました。
 これで,正月準備も完了しました。
 昨日,ヴァイオリンの神尾真由子の密着テレビを見ていた。今年1年クラシック界で最も話題になった人。その彼女の言葉「包み(包装紙)で判断する人は苦手。」という。21歳の子にして,こんな言葉が出るのかと驚きながら,21歳だから言えるのかとも思ってしまう。その番組の中で,実家での盆法要のシーンがあって,そこで画面に出てきた坊さん。神尾真由子もチャイコフスキー・コンクールも知らない。豊中市では昨年結構話題になった少女と思うが,「何で知らないのか。」と思い,次に世事に無関係な僧侶もありかと思い直す。
 
posted by ゴエンさん at 11:56| Comment(0) | 日記

2007年12月30日

せっかちな性格

07.12.30-2.jpg  昨日,正月用の仏華を活けたのだけれど,どうも花材が足らないような気がしていた。いつも目の前にある花材で済ますのだけれど,布団の中で「そうだ裏の竹を切ろう。」と思いつく。夜の明けるのを待ってパジャマの上にカッパを羽織って切り出す。そしてそのまま本堂へ。このせっかちで思いつきで動く性格何とかならんか。
 昨年と同様に友人から極楽鳥花をいただいたので,それをメインに境内の南天を前に配した。それに今年は竹を加えたのが昨年との違いか。
 修正会の後の酒のツマミを仕入れて,床屋へ行けば準備完了だ。
posted by ゴエンさん at 07:53| Comment(0) | 日記

2007年12月29日

「淨土の家族」って?

07.12.28-5.jpg  僕の敦賀の寺も長浜教区に所属している。その長浜教区の教化テーマが「淨土の家族」。分かるようでもう一つハッキリしないと,先日も研修が行われた。
 でも,「穢土の家族」「地獄の家族」なら分かる気がする。
 家族の苦しみや悲しみを共有しない。させない。相手に要求すること,なじることしか口にしない。こんな家族なら分かる。
 それに対して,知らぬ顔すること,気にしないでおくことしか対処法はないのか。あと数日で年が明ける。天気予報によると荒れ模様の歳末だ。
 
posted by ゴエンさん at 08:06| Comment(0) | 日記

2007年12月28日

姪夫婦来訪

07.12.28-1.jpg  2年ぶりに姪夫婦がやってきた。「この晴れ間,大掃除のラストチャンスやけど,来てしまった。」という。相変わらず元気そうだ。この仲のよい夫婦を見ると,お互いをなんなく受け入れ,それぞれを認めあっている空気が,心地いい。活発な姪と優しいご主人。こんな夫婦もあるんやなあとうらやましくなる。
 裏の畑の横にあるキウイの話が出て,「手の届く範囲は収穫してしまったけれど,脚立を使えば。」と言うが,姪のご主人は背が高い。僕の手の届かなかったキウイを収穫できる。
 手土産にお酒を何本か頂戴する。愛知県半田の有名なお酒だ。大吟醸もある。そして昨日は別の方からも日本酒をいただく。正月を控え,日本酒ラッシュだ。
posted by ゴエンさん at 11:18| Comment(2) | 日記

2007年12月27日

東大谷

07.12.26-3.jpg  (写真は東大谷祖廟)
昨年に引き続き,墓参のお仲間に入れていただき京都へ。昼に宴席がセットされているから,久しぶりにバスで敦賀駅へ。朝の7時半。部活で登校するらしい高校生何人かと同乗する。昨年まで下校見守りで顔見知りになった生徒もいた。先方も気づいたと思うがあいさつのタイミングを失してしまう。互いに意識しながらも知らぬ顔する。
 東大谷へ行くとおびただしいお墓の群れ。その中で親属らしい方の墓参もあったが,ジャンパー姿の明らかに業者らしき人がお墓の掃除をしていた。こういう商売ってあるんだと思う。昔から代参というのは聞いたことはあるが,お墓の掃除を請け負う商売があるのかと思う。
 この村でもお墓を大事にされている方々が多い。花を絶えさない。これって人の心情の基本部分に根づいているものかもしれない。「墓守をしてほしい。」と養子に請われた僕。少しはお墓に額づいているのか。
posted by ゴエンさん at 08:55| Comment(0) | 日記

2007年12月26日

プレゼント

07.12.25.jpg  ここ十数年クリスマスプレゼントとは無縁の生活をしていた。ところが,昨日思いがけず参詣席用の椅子10脚をいただく。嬉しい。欲しかったのだ。思わず「クリスマスプレゼントやな。」と言ってしまった。これで,椅子席で多くの人が座っていただける。
 寺での生活を始めて思うことは,本当にいただいてばかりの生活なのだと思う。そして,掃除一つにしても何もかもしていただくことばかり。入寺して一番の変わりようはこのことかもしれない。
 最近テレビ見て気づいたのは,ニュースもドラマのセリフも随分早口ということだ。テンポよく語るのはいいけれど,じっくり脳ミソに入り込まないような気もする。
 
posted by ゴエンさん at 04:42| Comment(0) | 日記

2007年12月25日

おかげ

07.12.19-1.jpg  北陸の冬は,晴れ間が貴重だ。昨日は風は強いものの久しぶりに晴れる。今しかないとハラン(バラン)の刈り込みをする。ある総代に「全部刈りとったら。」と言われ,昨年刈り込みしなかったハラン全部を刈り取ることを企てていたのだ。風でテゴ(ガーデンなんとかという商品名の刈り取った草などを入れるもの。)が動かないように,足で端を踏みつける。
 午後からは,婦人会の役員方が来てくださって本堂の大掃除を。僕は火曜日のゴミ出しにあわせて仏華を片付ける。花瓶もきれいに洗う。ドラマのセリフではないが,僕のように意思の弱い人間は,こういう方々がなければ「ただの呑んだくれ。」になってしまうなあと思う。定年退職後,酒びたりになった人を何人か見てきた。僕は,こういう人たちのおかげで,少しはなんとかなっているような気がする。
posted by ゴエンさん at 08:20| Comment(0) | 日記

2007年12月24日

クリスマスイブ

07.12.22-1.jpg  ご本尊の足元の須弥壇が,お経にある須弥山だったとは。今ごろそんなことを知る。そういう基礎的な知識に欠ける。
 街に出てみると,雑踏とクリスマスソングの波をかぶる。なぜかクリスマスソングを聞くと胸が弾む。学生時代のイブは,教会でミサに。お寺に通いながらもそんなことをしていたことを懐かしく思い出す。そして,官舎の玄関前の木にイルミネーションを点灯していたこともあった。クリスマス会を結構大きな行事として企画したが,肝心の牧師さんのお説教がやたら長くて面白みに欠けると愚痴ったことも懐かしい。
 さすがに,今は,クリスマスとは無縁の過去の話になった。今日は大掃除の一日になりそうだ。
posted by ゴエンさん at 09:50| Comment(0) | 日記

2007年12月23日

忘年会

07.12.22-2.jpg  昨日といい,今朝といい新聞が重い。広告の紙が分厚い。そうか,年末の連休で,小売業の正念場なのだ。スーパーとか電気店の広告が多い。好景気の実感がないといわれながらも,年末だからそれなりにお金が動くのだろう。
 昨晩,忘年会のために敦賀市内へタクシーで出る。郵便局の前に車が沢山止まっている。「年賀状ですかね。」と僕。タクシーの運転手さん「いや,お金降ろしている人たちや。そのお金で飲みにいくんや。」と。そう言えば二次会のスナックでもお客が一杯だった。
 夏の失敗に懲りて,まだまだと半分思いながら,タクシー呼んで早々に帰る。
 
posted by ゴエンさん at 13:28| Comment(0) | 日記

2007年12月22日

今日は冬至

07.12.21.jpg  昨日の夕方,いつものMばあちゃんが「明日は冬至やろ。」と言ってカボチャの半分を持ってきてくださる。
 昨日も,いつもの『歎異抄』の講義を聞く。建長の法難とおっしゃる。親鸞聖人にとっては,承元の法難に劣らずショックだったろうとおっしゃる。「自今已後は,慈信(善鸞)におきては,子の儀おもいきりてそうろうなり。」いわゆる義絶状だ。
 その文の後ろに,「おおくの念仏者達の,弥陀の本願をすてまいらせ・・」とある。
 念仏がいい教えだから選んで信じるのではない,とも。すべてが崩れ去ったとき,仏法・念仏の教えこそただ一つと。しかし,崩れるのをおそれてしまうと。
 ついつい,自分のつかんだものを大事に握り締め,それを確かなものとしている。
posted by ゴエンさん at 10:11| Comment(0) | 日記

2007年12月21日

感応道交

07.12.10-1.jpg  何気なくテレビを見ていたら,千住真理子さんのインタビユーをしている。彼女ががホスピスで演奏をしているとの話題から,聴衆の心を受けとめる。「じわじわと自分の皮膚の中に染みていく。」「演奏しながら逆に私の方が慰められている。」と語るのを聞いて驚く。
 うーん。演奏もそうなのか,と思う。
 門徒さんとのおつきあい,友人たちとの何気ないおしゃべり,そういう時に同じようなことを感じることがある。その時に感じる何ともいえない温かみを想う。
 本当は,法話がその最たるものだろう。でも,僕の場合,自分の思いを吐き出すことばかりが優先して,この応答に欠けるなあと思う。わずかな経験だけれど,聴衆の息づかいが感じとれたこともあった。その交流の感触をありがたいと思った。
posted by ゴエンさん at 07:32| Comment(0) | 日記

2007年12月20日

明日への期待

07.12.19-2.jpg  (鍋の具材は全ていただきもの)
 長年役人やったサガなのか。いつも,今日ではなく明日を考えてしまう。役人時代を思い出してみると,頑張れたり辛抱できたのは,間違いなく明日への期待だった。当然,トップに立ってしまうと,それまで耐えてきたエネルギーを失ってしまう。燃え尽き症候群なのだ。
 これまでの「価値ある自分」を追い求めた生活を辞めた。つもり。来年のカレンダーに予定を書き込みながら,自分はどこに向って走り出したくなるのかと思う。
 自分の取り組むべき課題は,ハッキリしているはずが,心のどこかで,それに混ざり物が加わっていく。名利らしきものがべったりとくっついて離れないようだ。
 そして,明日のために今日を律していた昔を懐かしく思う,そんな自分を抱える。
posted by ゴエンさん at 09:51| Comment(0) | 日記

2007年12月19日

ひとえに

07.12.18.jpg  これはおいしいと言われるヘシコをいただく。
 
 昨晩も勉強会で夜遅く帰宅。『歎異抄聴記』を教えていただく。その中で,お話とは別に僕は,「ひとえに」(第二章)のひと言にひっかかった。歎異抄に一貫されているのは「往生極楽のみちをといきかんがため」であり,「いそぎ淨土にまいる」こと。それなのにグズグズ言っていることに,何を言っているんだ。「ひとえに」と切り返されている。
 親鸞聖人は「たずねきたらしめたまう御こころざし,ひとえに往生極楽のみちをといきかんがためなり。」と言い切られている。
 「苦」がないから救いも求めない自分の心情との距離を感じてしまう。突き動かされてお話を聞きに行っているようで,その正体は何か。それが仏法を求める心と自信もって言えない自分を抱える。
 
posted by ゴエンさん at 10:42| Comment(0) | 日記

2007年12月18日

1年ぶりの歯医者

07.12.16-2.jpg  N先生から菓子器が届く。清水焼だ。嬉しい。寺は,こういう菓子器を結構使う。それをよくご存知だから,この贈り物になったと思う。
 実は,前歯の差し歯がすっぽ抜けた。義歯のブリッヂの支柱になっていた歯なのだ。歯医者に行くと,「やりかえましょう。」と言われてしまう。
 先日ある会合で,「(自分は)苦がない。」と言ってしまったけれど,歯が悪いことだけが難点。歯医者に通わなかったのは今年1年ぐらい。また,歯医者通いが復活だ。
posted by ゴエンさん at 06:15| Comment(0) | 日記

2007年12月16日

「へたれ」が好き

07.3.20.jpg  毎朝見ているドラマ。こんなセリフに出会う。師匠が弟子に「落語のテープ聞いてて,落語のハラわかるか?落語いうもんは,人から人へ伝わってきたもの。これからも伝えていかんならんもんや。」
 まったく,お念仏もそうやと思う。先生や友人に恵まれたことをこの上なく有り難いと思う。でも,たった20戸の門徒さんに出会っているか。
 このてのドラマにどうしてはまってしまうのか。やはり僕は主人公の「へたれ」(意気地なしで情けない)が好きなのだ。昔から能吏といわれるような人を好きになれなかった。仕事が出来て,エリート風を感じる人を見ると,つい後ずさりしてしまう。自分の無能さ加減からの劣等感がそうさせるのか。有能さをひけらかす人を嫌って,どちらかというと「へたれ」が大好きなのだ。
posted by ゴエンさん at 06:22| Comment(3) | 日記

2007年12月15日

ノースポール

07.12.15-1.jpg  ノースポールを植える。来春が楽しみだ。
 おかしな電話を受ける。ガン保険の会社からだった。セールスかと思って応対すると,7月にパソコン1台紛失したとのお詫びの電話だった。個人情報うんぬんの問題で,顧客全部に電話しているのか。
 色んなセールスの電話やダイレクトメールの裏側で,自分の個人情報が飛び交っているのだろうなと思いながらも,それって別にどうってことないと思う。このブログだって,実名を名乗っているし,住所だって明らかにしている。ブログを見て訪ねてきてくださる方を有り難いとさえ思っているのだ。寺に住むということは,「公」ということかも知らぬが。
 それより,敦賀に来て最初に抵抗感があったのが,ゴミ袋に住所と名前を書いて出さなければならぬことだ。ゴミほどプライバシーが詰まったものはないと思うのだが。
posted by ゴエンさん at 09:29| Comment(0) | 日記

2007年12月14日

12月のユリ

07.12.13-1.jpg  昨日訪れてくれた友人が「あらユリが咲いている。」と境内のユリを見つける。そうだ,何で12月にユリが咲くのか。ほかにも一輪咲いている。いつも咲く鉄砲ユリの小型版だ。
 いつも見ている朝のドラマで,主人公が師匠に自らの破門を申し出るシーンに「最低最悪の自分に向き合う。」と言うセリフにビックリ。これって真宗の専売特許ではなかったのかとまず思う。そして,自分の中に真宗のみ教えを何か特別のことにしていることに気づく。
 この頃,コタツにもぐり込む。枕を持ってきて布団を胸までかける。何とも心地よい。テレビ見たり本読んだり。そして,そのまま居眠りしたり。そんな時,電話が掛かったりすると起き上がるのが大変だ。
posted by ゴエンさん at 08:55| Comment(1) | 日記

2007年12月13日

言い張る

07.12.11-2.jpg  「10脚あるはずだけど。」「いいや,入寺以来5脚しか見てない。」「だって,寄付した本人が10脚って言ってる。」
 毎日本堂に上がっている僕の言うことが正しいと思い,5脚しか寄付していないのに10脚と思い込んでいるなあと思っていた。
 待てよ,ひょっとしたら参詣席の横の物置にあるかもと懐中電灯で照らしながら段ボールをチェック。何と真新しい椅子が5脚出てくるではないか。
 よく知らぬのに言い張るもんじゃない。イヤ知らないから,自信持って言い切れるのかも。
 参詣席に椅子をそろえたいと思う僕。そして,本堂は「座るもんじゃ」という声。でも,お勤めの時間さえ正座できない人が大半という現実。
posted by ゴエンさん at 06:14| Comment(1) | 日記

2007年12月12日

雨,雨

07.12.10-2.jpg  このところの連日の降雨で,真冬なのに境内に小さな雑草が生えてくる。あちこちに顔を出す。寒さに震えながら草抜きをしなければならない。天気予報では,まだまだ雨が降るようだ。そして週末からは寒波がやってくるという。
 現役世代は,目の前にある苦労に歯をくいしばって,頑張っているのに,僕は天気のことぐらいしか悩みがないお気楽生活だ。
posted by ゴエンさん at 08:17| Comment(0) | 日記

2007年12月11日

興福寺の仏頭

ymada01.jpg  40数年前,学生時代。下宿の壁に,この興福寺の仏頭の写真を張り,眺めていた。僕にとっては美の原点のようなもの。ふとしたことから,このことを思い出した。
 
 昨日,ある方と官官接待の話をした。防衛省だけの話ではない。施設長夫人を競うように車に同道して買い物に行く幹部の夫人の話。上司の引越し手伝いなんて日常だった。
 上級機関の職員を接待漬けにしたこと。施設長に沖縄など遠距離の出張を作ってプレゼントすることが手柄だったこと。施設長が特定の部下を連れてゴルフに夢中になっていて,それを苦々しく思っていたこと。そして僕は院長官舎での酒席が問題になった。
 それだけに利害関係のない友人たちとの飲酒は,おしゃべりは,かけねなしに楽しい。
posted by ゴエンさん at 05:14| Comment(0) | 日記

2007年12月10日

友 遠方より来る

07.12.9-2.jpg  昨日は,午前中は年末のオミガキ。バケツに移していた花材を花瓶に戻し,急いで越前町へ買出しに走る。
 午後は,毎月の彦根での学習会のメンバーが来訪。12月は僕の寺が宿になることが恒例になっている。少し勉強して,お酒を飲む。そして楽しいおしゃべり。
 ヤハリ少し呑み過ぎだったのか,今朝は喉が乾いてしょうがないし,身体が何だかほてっている。
 友人たちを駅に送って帰宅すると,つい今までにぎやかだった居間が急に空になって,持参してくださったお土産だけが残る。食器類を片付けなきゃと想いながらも,こたつにもぐり込む。
posted by ゴエンさん at 12:17| Comment(0) | 日記

2007年12月09日

南天

07.12.7-3.jpg  今年は,何故か鳥に食べられることなくまだまだ赤い実をつけている。この調子だと正月の仏華に使えそうだ。
 一度,起きてしまったらなかなか眠られない。くよくよと色んなことを考えてしまう。昨日は,Hばあちゃんの100カ日で納骨もした。雨の中で傘をさしながら,キンとお経本をあわせ持ちながら,読経した。そして,なぜか自分は何をしているんだろうということを考えていた。
 今日の午前は,年末のオミガキ。そして,友人たちが午後から来てくれる。早く寝なきゃ。そう思いながら,眠られぬ。
posted by ゴエンさん at 01:06| Comment(0) | 日記

2007年12月08日

ソテツを縛る

07.12.7-1.jpg  雨が上がるのを待機していた。今年もソテツの冬支度。下のほうは難なく縛れたのだが,脚立に乗ると力が入らない。「よし。」「ああ,こわい。」と一人で気合いを入れながら挑戦。まず,二つに分けて縛り,それを別のロープで一つにまとめる。
 脚立がグラグラ。その度に冷や汗。高所恐怖症というのは,自己愛の強い人に多いとどこかで聞いたことがあるが,ここで,脚立が倒れたら,自分はどんな格好で落ちるのかなどと下を見ながら汗をかく。懸命に何度絞めなおしてもキチンとまとめることが出来ない。でも,今年は上の方も全部自分で縛りました。
 夜は恒例の婦人会のお勤めの稽古。高校の先生方にしゃべって,肝心の自分の寺の同行に話していないのは,何故か不正直と思い,今月の掲示板の話をした。
 そして,江戸時代の寺檀制度(宗門人別制)が寺と門徒の結びつきを変えてしまったなどとも話す。他の宗派で生まれ育ち,たまたま門徒の家に嫁に来た女性にこんなことを話す。
posted by ゴエンさん at 09:37| Comment(0) | 日記

2007年12月07日

海水を汲む

07.12.6.jpg  瞬時の晴れ間をぬって,海岸に走り海水を汲む。週末来訪予定の友人たちのための海水を確保する。基本的に僕は人に会うのが好きなのだと今更ながらに想う。少年院という職場,そして第二の人生が寺の住職。そうなのだ。そして今も一人住まいなのだけれど,それだけに人を待つ楽しみがふくらむ。沈思黙考などとはほど遠い,オシャベリ大好き人間なのだ。
 夢の中で脈絡もなく「自己実現」という言葉が浮かぶ。それを求めそれに突き進むことが自分を苦しめたし,見識豊かなエリートたちを苦しめている。「自分らしい」なんて求めるものではないし,今ここに落在するものをいただくこと。
 今あるそのままを引き受ける。言葉は簡単だが,こんな自分であるはずがないという思いがエネルギーになった時期もある。
 そういう,厄介な自分であることをも含めいただく。友を待つその心情そのものを自分の今として,いただく。
posted by ゴエンさん at 09:55| Comment(0) | 日記

2007年12月06日

ポインセチア

07.12.4-3.jpg  クリスマスのイメージが強くて,寺の玄関には似合わないなと想いつつも衝動買いしてしまう。どうも僕は「赤」が好きらしいのだ。シクラメンもビオラも赤を最初に買うし,チューリップの球根さえ赤を必ず植える。「清楚」とか「かれん」という言葉は大好きでよく使うものの,どうやら根っ子部分で,毒々しい,そして,燃え盛る(煩悩)ものを抱えているせいか。
 昨日は,先日教職員研修にお邪魔した高校からお礼状をいただく。何と,それには,聞いてくださった各先生方の感想のアンケート結果がA3一枚にまとめられていた。恐縮してしまう。自分の思いをぶちまけただけなのに,こんなに丁寧に受け止めていただくことに,ただただ感激する。ムロン,「分からなかった。」などとの厳しいご指摘もあったのだが,自分が寺の報恩講などでお迎えするご講師に,これほどまでに応対しているだろうかと思ってしまった。
 でも,今回は,「正しい」と言うことを考えさせられた僕にとって有り難いご縁だった。
posted by ゴエンさん at 03:40| Comment(0) | 日記

2007年12月05日

冬タイヤ

07.12.4-2.jpg  少し早いと思ったが,雪降ってからでは遅いと冬タイヤに履き替える。整備士から「オイルも交換しましょう。」と言われる。この間の定期点検で交換したはずなのに。「メーター見ると,とっくに越えています。」と。
 入寺して2年半。その間に5万キロも走っている。自分で望んで過疎の地に住みだしたのに,寺に落ち着かず,そんなに走り回っているのか。
 この地に埋もれると言いながら,いつも出歩いている証拠なのだ。
 昨夜は,総代のお宅で久しぶりにすき焼きをご馳走になる。いつも僕を気にかけていてくださる。
 「ミンナニデクノボー トヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ ソウイウモノニ ワタシハナリタイ」を想いながら,そうでない生き方をしている。昨日,遠く大阪から来年の講演の打診を受け,戸惑いながらも声は二つ返事で快諾している。「皆にエライ,と呼ばれ,尊敬を受けて,一杯気にかけていただいて,そういうものに私はなりたいのか。」
posted by ゴエンさん at 09:05| Comment(1) | 日記

2007年12月04日

ユリをいただく

07.12.3-1.jpg  ドン,ガラガラと鳴り響く大雷鳴で目が覚める。雪起こし到来だ。そろそろ冬タイヤに履き替えなければ。蘇鉄も縛らなければ。天気予報ではみぞれ混じりの雨とある。でも,それより北陸特有の強い北風の方がすごい。この断続的な強い雨風は住んで見なくては実感は分からないだろうなあ。年賀状も始めなくては。
 一昨日参勤した葬儀。喪主の方の配慮で,飾られた花のお裾分けをいただく。それを,仏華に継ぎ足す。ユリを挿すことで雰囲気が一変する。少し花材が多過ぎてくどいか。
posted by ゴエンさん at 08:10| Comment(1) | 日記

2007年12月03日

どこに案内しようか

07.12.2.jpg  いつものことながら,お客を残して僕は早々にベッドへ。朝起きてみてビックリ。皿などがきれいに片付けられている。還暦過ぎのオジジたちの誰が片付けしたのか。
 「どこでもいいよ。」と言われて,「どこに案内しようか。」と考える。そこで,都会地に住む皆のために,まず越前町の「漁火温泉」で海を見ながらの露天風呂。そして敦賀らしいところの代表として気比の松原。最後は行列のできるラーメン店で昼食。おみやげ店にも案内。
 彼らの帰宅を待っていたかのように,雨が降り出す。寒気も増すだろうな。
posted by ゴエンさん at 07:32| Comment(0) | 日記

2007年12月02日

剣道部再集合

07.12.1.jpg  昨年11月に40年ぶりに再会した大学剣道部の同級生たち。今年は越前ガニを食べる会をしようと,そして僕が入寺した寺を見てみたいというので,我が家に集合。
 実は,急に僕の方に急用が出来て,3時以降に来いと連絡したら,正3時に到着。あらかじめ準備していた海水でゆでて,食膳に出す。「うまい。うまい。」と言ってもらえて,こちらも幸せ。「会費は?」と聞かれ,「1万円です。」と答える。
 その同級生の一人が,「実は抗がん剤で髪が抜けて。」と言いながら帽子を脱ぐ。驚いてしまった。「そういうこともありうる年齢なんだなあ。」と応じるのが精一杯。でも,終始笑顔で明るく振る舞って,僕たちに気を遣わせないようにしていることが感じられた。そして,約束どおり出席できたことを喜ぶ姿を見て,歳相応に成熟した人間を感じる。
 再会を約して送り出す。こんな遠方までやってきてくれて,有り難う。
posted by ゴエンさん at 14:58| Comment(0) | 日記

2007年12月01日

再値上げ!

07.11.10-1.jpg  今日からガソリンの再値上げらしい。軽四なのに,僕のマイカーの燃費は悪い。リッター12キロぐらいか。過疎に住む者にとって,車は命の綱なのだ。そして,灯油も。使用時間は少ないけれど寺というのは目茶ストーブの数が多い。あちこちに半分ずつ給油しても,あっという間にポリタンク何本かが空になる。これだけ大変なことなのに,どうして,マスコミは騒がないのか。少なくともつまらぬ謝罪会見よりも切実なニュースと思うけれど。
 突然の葬儀が入る。今日は午前中に年忌法要を,午後に葬儀のフギン。そして,大学の剣道部の同級生が6人やってくる。盛り沢山の一日になりそうだ。
posted by ゴエンさん at 08:01| Comment(0) | 日記