2007年04月30日

贅沢感を満喫

07.4.29-2.jpg  「パレア若狭」をナビで検索しても出ない。電話番号でもダメ。住所も平成の合併で新参者の僕には分かりにくい。「若狭町」って新しい名前のようだ。上中町役場をとりあえずの目的地にして走ること1時間。図書館や日帰り温泉まである施設だった。随分立派なま新しい建物。パンフを見ると450席だ。それにフルグランドピアノ2台を備えていますとある。しかも,スタインウエイとヤマハと書いてある。この街にも多額の寄付をするタニマチがいるのだろうか。狭いステージに巨大なピアノ,なんともスゴイ。
 開館一周年記念コンサートだった。飯森範親指揮,大阪センチュリーでモーツアルトのピアノ協奏曲21番を聞く。今川裕代さんは,僕にとって2回目。弾き終わった後の精魂尽き果てたようなしぐさが,今回も印象的だった。とてもよかった。狭い会場でオケを聞くとどの席もS席のような感じがする。4000円で贅沢感を満喫して帰ってきた。撮影お断りで,仕方なく駐車場を写す。
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2007年04月29日

オゾイ男

07.4.27.jpg   越前海岸には,釣り客が押し寄せている。道で出会う車も他府県ナンバーが多い。
 
 昨日,友人からお借りした本『蓮如上人様のお通ーりー』を読んだ。蓮如上人御影道中の先頭を歩いておられる笠,手甲,脚絆,草履で身を固めた僧侶の方は,もう20数年も続けておられることが分かった。小冊子だから,1時間半か2時間ほどのお話を活字化したものだった。そして,その道中が,自らの名利心(エライと人に自慢したい心根?)や高上がりの自分(オゾイ男と表現されている)を知らされる旅だと,語っておられる文章だった。僕は,御影道中(京都から吉崎まで徒歩で往復)を何か苦行・修行のようなイメージでとらえていた。
 が違う。道中で,「我が身が教えられる」旅として,「合掌の道に念仏響く」(サブタイトル)旅をしておられる。頭の学問ではなく,勉強とおっしゃる。こういう方がおられるんだ。
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2007年04月28日

年中大型連休の僕

07.4.17.jpg  マスコミが大型連休と盛んにいうけれど,考えてみれば,年中大型連休の僕。不意の予定が入ることもあるものの,基本的には自分で用事を作っている。それなら,特別なんにもないはずなのに,何だか世間の風潮に流されて,落ち着かぬ。
 昨日も,あちこち電話して,自分で予定を作った。自分で出かけることのほかに,3日には名古屋の学生時代の友人が泊まりに来てくれる。おしゃべりが楽しみだ。床を久しぶりにワックス掛けしようかな。裏庭も落ち葉を掃き清めねば。そうだ,お酒を仕入れなければ。
 
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2007年04月27日

世捨て人

07.4.12-1.jpg  僕は,かって世捨て人なるものに,漠としたあこがれがあった。そのせいか良寛禅師なんか大好きで,世間のモノサシには無頓着な生き方に魅力を感じ,40数年前か中日新聞の「こころ」の欄で,大山澄太が種田山頭火を紹介した記事のシリーズを切り抜いて持っていたりもした。学生時代に永平寺に参籠体験もした。
 その後,父親の死もあり,在家仏教である真宗にご縁をいただいた。でも,どこかに,そのあこがれの残痕みたいなものを抱えている気がする。
 良寛や山頭火のような生き方が出来ようハズもないし,そんな力もない。家族や連れ合いに対し情愛を求める気持ちもあるが,うまくいかぬ絶望感みたいなものに耐えられない。子や孫に対する執着は不思議に少ない。ウソまみれ,煩悩まみれで生きていくしかないか。
 
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2007年04月26日

名残り

gyoikou.jpg  御衣黄桜(ギョイコウザクラ)
  桜シーズンが終わって,あの華やかな気分の始末がつきかねている。枝垂桜とかボタン桜やこの御衣黄桜は少し遅いので,最後を楽しめる。
 桜は散り際がいさぎよいとされ,それを楽しむことが本当なのだろう。でも僕のようにグダグダとひきずる人間には,いさぎよさが逆に淋しさを増幅させる。
 62歳になって,自分の老いを感じながらも,それなのに華やかさを求める自分の始末がつかない。ゴールデンウイークを控えているが,何の予定もない。どこかに遊びにでも行くか。
 
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2007年04月25日

今年も吉崎御坊に

07.4.23-1.jpg  今年も行って来ました。23日夜,蓮如上人御影道中が吉崎別院にご到着。その瞬間に会おうと,友人も誘いました。その友人たちは,最後の会所から,一緒に歩くという親子,吉崎の町の入口までちょうちん持ってお出迎えする親子に別れました。
 今年も沢山沢山の人々がお出迎えしました。そして満堂のなかでのお勤め,とてもいいです。
 翌朝の晨朝(朝のお勤め)にもお参りしました。ご講師のお話。蓮如上人のお言葉「一宗の繁昌と申すは,人の多くあつまり,威の大なる事にてはなく候う。一人たりとも,人の,信を取るが,一宗の繁昌に候う。」を引用された。そして夏(ゲ)の御文から蓮如上人の強い思いを語られた。
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2007年04月23日

きつね!

07.4.21-2.jpg  いつも行っている今庄365温泉。風呂から上がって汗を拭いていたら,店員の方の「キツネ,キツネ」という声が。このごろ,きつねがくるのよ,と聞いて,外に出てみると,確かに犬とは違う動物がこっちを向いている。タヌキがエサを求めて民家近くまで来る話は聞いたこともあったのだけれど,キツネを目の当たりにしたのは初めて。
 写真を撮った直後,山に向けて土手を一目散に走り登る。そして,土手の上からこちらの様子を見ている。
 
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2007年04月22日

筍を掘る

07.4.21-1.jpg  玄関に新聞紙に包んだ筍がおいてある。Mばあちゃんだ。ネットで若竹煮のレシピを確認して煮る。柔らかくておいしい。わかめも塩漬けを随分前にMばあちゃんからいただいたものだ。
 食べながら,裏庭の竹林にも出てるかなと思い,見に行く。あるある。あちこちに筍が顔を出している。さっそくスコップで掘り出す。が途中で折れるなどして上手には掘れない。
 今朝も雨。雨が止んだら,また,顔を出すのだろうなあ。そういえば,宇治少年院も交野女子学院も筍の産地だった。今頃はどうなっているんだろう。
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2007年04月21日

今日は木の芽峠越え

07.4.20-1.jpg  今年も蓮如上人の御影道中が敦賀市内を通過された。滋賀県から福井県に入る最初の寺へ車を走らせる。お勤めの後,同道された教導先生のお話をうかがう。
 お顔を見て,もしや,と思う。
 次の寺で思い切ってお尋ねする。「もしや〇〇さんではありませんか?」教導先生は,前の寺で気づいておられた。僕の現職時代にお世話になった方だった。僕より数年前に刑務所長を辞められたのだから,65歳にはなっておられると思う。その方が,京都から吉崎まで7日間歩き続けて,そして,休憩場所ごとに法話をされる。何とも過酷な役目に挑戦されている。一方僕は,毎晩焼酎喰らって,惰眠をむさぼる日々。
 今日は最大の難所,木の芽峠越えだ。「足が突っ張ってしまって。」と言われていたけど,無事に登りきってくださるだろうか。
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2007年04月20日

ハランばかり

07.4.19-1.jpg  しばらくの間,法要がないことをいいことに,ハランだけの仏華に挑戦。神奈川県横浜の友人が「ハランだけで仏華できるよ。」との一言を根拠に,無手勝流に活けてみる。裏庭のハランを刈り取って始めてみたが,刈り足すこと3回。大き目と小さ目を分けて取り,それを数枚ずつまとめながら挿した。今回はペットボトルを切ったものを2つ使って,段階を作った。祖師前(親鸞聖人),御代前(蓮如上人)それぞれ,別の雰囲気になった。
 こんなでもいいか。
 
 
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2007年04月19日

行きも戻りもならず

07.4.18-2.jpg敦賀ICの近くまで戻ってきたら,突然の通行止め。事故車の撤去作業だったらしい。いくら交通量の少ない北陸道でも,たちまち前後に車が一杯となる。行きもならず戻りもならずただひたすら解除を待つ。幸い短時間で済んだんだけれど。解除後は,そのうっぷんを晴らすように,どの車もすごいスピードで走り出すものなんだあ。
 昨日の先生からも,『親鸞の仏教史観』の話が出た。そして,「天親菩薩のみことをも 鸞師ときのべたまはずば 他力広大威徳の 心行いかでかさとらまし」の和讃をお教えいただいた。「よきひとのおおせをこうむる」この一言ですよとも。
 「すみやかに生死を離れる」「自分の存在が人たる存在として成就することなかりせば」と教えられ,本願の伝承が自己自身の救いとも。そして,「名号を聞きながら,名号に背を向けている」と。
 実は,数日前から親鸞聖人のご和讃(うた)の左訓(おひだりがな)を打ち込む作業をしている。これって随分楽しい。
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2007年04月17日

「懺悔」と「後悔」

daituji-1.jpg  この別院の広い境内に車が一杯に。昨日も長浜へ行ってきた。本堂の中はお話を聞きに来た人で一杯。こんなにも沢山の人が聴聞に足を運んでいるんだあと不思議な感覚を覚える。名古屋ナンバーのマイクロバスもあった。「わ」ナンバーだからレンタカーで何人かまとまって来られたんだろう。
 講師が三木清の『親鸞』を引用され,「懺悔」と「後悔」は別物ですよと力を込めて話された。そして,「後悔」は自分の力に対する過信ではないかと。
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2007年04月16日

過疎の現実

07.4.8-3.jpg  責役・総代が集まって役員会を開く。別院の御修復のご懇志依頼について協議してもらう。門徒戸数の問題がからむから,悩ましい話となってしまう。そのうち,本堂の床がユサユサしていることに話が飛んで,専門家を呼んで不具合を見てもらわなければならないだろうなと,腕組みする。
 そして,一人暮ししていたばあちゃんが,先日,市内の息子さん方に引き取られ,空き家になっていると聞く。すぐ近くなのに,なぜそのことを知らなかったのだろうと思う。過疎の地の寺の現実。
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2007年04月15日

お餅

07.4.14.jpg    昨日は,朝から車を飛ばして,滋賀県の湖南市へ。報恩講への参勤を。少しでも経験を積んでみたいと,お誘いの言葉に甘えて行ってきた。巡讃(順番に発声する)は,初めての体験で,緊張していてどんな声が出たのか。頼りないことこの上ない。
 午後は,彦根に戻っていつもの勉強会に。勉強の合間での雑談が楽しい。案外そのおしゃべりを楽しみに行っている面もある。
 夜遅く,帰宅すると,郵便受けの上,そして台所にも,お餅が置いてある。一昨日は赤飯をいただいた。そうか,今日はこの村の神社の春祭りなのだ。それにあわせて餅をついたり赤飯を炊くのが慣わしらしい。留守録には,3人目の孫が生まれたと。
 
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2007年04月13日

冬を片付ける

07.4.12-3.jpg  ある総代から,ネットにからみついている朝顔の枯れたつるを取ったらどうかと言われた。ものぐさな僕,枯れたツルがネットにからみついたまま放置していたのだ。少しも気にならなかったが,言われてみれば,古いツルのまま新しい朝顔を育てては,みっともないと思えるようになった。ついでに,石灰もまいて植え付けに備えることにした。
 ストーブの灯油をポリタンクに戻して,空焚きする。ポリタンクに貯まった灯油を温水ボイラーのタンクに移す。灯油を抜いたストーブを蔵に運ぶ。本堂,座敷,居間,離れとストーブの数の多さに閉口する。結構な作業量だ。
 敦賀市内の桜も散り始めた。いよいよ新緑の時季を迎えるのだ。
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2007年04月12日

お花見ドライブ

07.4.11.jpg   琵琶湖の北側,マキノ町の海津大崎へ。琵琶湖沿岸沿いに延々と桜並木が続く。この写真はその中心の大崎観音から花見客を写す。この後,奥琵琶湖ドライブウエーを走る。ここにも桜並木が。平日なのに,沢山の花見客。やはり,僕のような年配者ばかり。少しでも若いカップルを見つけようとする。何だか変な花見。
 
 実は,昨晩も長浜へ。別の講座のお話を聞きに行く。
 ご講師から,「本願を信じ念仏申す」これは基本だが,「念仏の身となって本願に目覚める」これが実際ではないか,とお話された。なるほど,と思ってお聞きした。
 が,こういう講義を聞いて,自分が少し分かったような気になること,これって問題だなあと,ある友人の指摘から考えさせられた。きちんと真宗を学んでない僕は,あっちこっちで聞きかじった言葉をつぎはぎして,語る,考えるクセが付いているようだ。そして,頭の体操をしているだけなのだ。
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2007年04月11日

生き残ったメダカ

07.4.10-4.jpg  2年前の6月。退職して入寺する際,睡蓮をビニル袋に入れて運んだ。しばらくして睡蓮鉢を覗いてビックリ。小さなメダカが沢山泳いでいた。睡蓮にメダカの卵が産み付けられていて,それが孵化したのだった。睡蓮鉢の水温が上がらぬように,柿の木の下に置くなどして,見て楽しんでいた。
 それが,去年の夏あたりから数が減りだし,今年になって全く姿が見当たらなくなっていた。ダメだとあきらめていた。ところが,昨日,2匹,元気に泳いでいるのを発見。冬の間,潜ってどこかにジッとしていたんだ。スゴイ。嬉しい。
 
 昨日の長浜での講義。「真宗に生きる」とは,「恥ずべし,傷むべし」感情を持ちながら生きて行く。念仏すればするほど完成しない自分が見えてくる,と教えられた。といただいた。僕の聞き方は,違うのだろうか。
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2007年04月10日

健やかさって?

07.4.2-3.jpg  「健やかさって?」 今週予定されているある健全育成団体での講題。
 ある父親の「強い子に育てたい。」との言葉が心にひっかかって,出てきた講題。少年院教育の最初は,インフォーマルボス退治から始まった。そして,賢く「ネコかぶって」すり抜けようとする生徒との対峙だった。「健全」や「よい子」を装おうとする,そして極端に批判や非難をおそれるという強迫的に身についた処世姿勢からの脱皮だった。
 そんな中を,自らのおぞましさに気づいて,泣きながら立ち上がろうとする素晴らしい生徒たちに会えた。そして,初めて自分を問題にすることが出来た。
 健全育成理念は皆の願い。でも,健全さを求める余り,人を裁いたり排斥することって,健全なのだろうか。闇を抱え,悲しみにくれる者と共感しあうことは出来ないのか。そんなことをお話しするツモリ。きっと,途中から声張り上げてしゃべってしまうのだろうなあ。
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2007年04月09日

我が折れるか

07.4.8-2.jpg   昨日,組門徒会主催の法話会を終えて,一杯飲みながらおしゃべり。人と密な関係を持ちたいと思うのは,互いに共感しあえたり,価値観を共有したり,自分のことを理解してもらえることを求める心情からか。少なくとも僕はそう思っていた。
 しかし,なかなかそうはいかぬのも現実。相手のために自分がどれだけ心をくだけるか,どれだけ自分の我を折れるのか,というような話になっていった。
 そうなると,自分には至難の業。自分のことを分かってほしいという思いは,極度に強いくせに,人を理解しようとするエネルギーに乏しい。言ってみれば「ジコチュー」
 一人はイヤなくせに,煩わしいのもイヤ。
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2007年04月08日

電気消し忘れ

07.3.31-1.jpg    久しぶりに,冷凍のパンを焼く。今日は,お仏飯をさぼる予定だから。
 いつもは,11時ころにお仏飯をお下げして朝昼兼用の食事をする。でも,今日は10時から門徒さんの納骨,昼に来客予定,午後から門徒会主催の法話会,夜は宴席と珍しく忙しいのだ。
 今朝起きたら,居間の電気点けっ放しだった。風呂もトイレも。消すのを忘れ,酔いつぶれて寝入ってしまったのだろう。
 こんな生活の積み重ねで,いいはずがない。
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2007年04月07日

健康優良児

07.4.6.jpg  湖岸道路の桜並木。昨日,長浜に車を走らせました。
 いつからからだろう。自分のエリート意識に悩むようになった。それと同時に,有能な人やそれを売り物にする人を嫌うようになり,また,健康優良児のようなくったくのない人をまぶしくは思うものの,魅力を感じなくなっていた。
 施設長仲間でも,霞ヶ関の覚えめでたい人々を遠巻きにし,少数派というか何かにこだわりを持っている院長連中と話し込むことが多かった。
 職員もそうだった。安心できる一見有能な職員は気にならなかった。その代わり,いつも気になる職員がいたものだった。
 美人でさわやかな女性たちよりも,何かに悩みながらも,ひたむきな人が気になっていた。退職後も,そんなクセが残っているような気がする。
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2007年04月06日

笑顔

07.4.4-1.jpg  毎年,この時期になると思い出すことがある。新任の幹部が見せる,職員注視の下での振る舞い。僕はよく「ぶりかまし」「ひけらかし」などと思っていたが,有能なこと意欲があることを見せるパフォーマンス。卑下してみせるという裏技もあったけれど。どっちにしても,職員に恐怖や不安を与えるものだった。
 自然体が一番なのだけど,それって随分難しいのだ。それで,僕は,結局,最低限,笑顔を何とか保持することだけを心がけたつもり。それも保身の一つなのだけれど。
 関西弁で「ゼニになる。ゼニにならんヤツ」という表現もあるが,実社会では,このモノサシが大手をふる。最近イジメの問題を考えるうち,有能さだけが人間のモノサシではないとは思うものの,それだけで自己イメージの低下に悩む人を生む。
 僕は,僧侶なりたて。素人同然なのだ。でも,法要などで,「歳の順に。」と言われることがある。そうなると必然的に上位の席に座ることになる。早く相応に成長しなければ。
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2007年04月05日

時ならぬ雪

07.4.4-3.jpg  白い点々は実は雪なのです。
 敦賀市内の桜は5分咲き程度だろうか。それが,昨日の突然の春の嵐。気分が華やいできたところに,冷や水をさされた感じだ。断続的に降る雨に,みぞれやアラレがまじる。そういえば昨年1月の先生の葬儀も雪だった。昨晩の組内(近く)のお寺での通夜も本堂でさえ寒かったのだから境内の参詣席に座っておられた門徒さん方には厳しい寒さだったろうと思う。法中の一人として招かれたのだが,慣れないし,所作一つ一つに自信がない。今日は,葬儀。昨日とはうって変わって晴天のようだ。無事勤めたい。
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2007年04月04日

千客万来

07.4.3-2.jpg  昨日,朝一番の電話で近くの法中の訃報が入る。ほどなくして,外で声が聞こえる。出てみると,ばあちゃん二人が草むしりをしていてくださる。「うわー,スミマセン。」と僕も草削りを持って出るが,9時から来客があって,放り出して来客の応対をする。話し込む間に,電話や携帯メールが入る。そして法中の役員の方が葬儀の回章を持参される。「いつもは,こんなことはないんですけれどね。」と弁解しながらお相手する。お相手しながら,退職後一人で入寺した自分の生き方を問われるようなこととなってしまった。
 午後になって外に出て,キレイに雑草が抜き取られている。何と裏の畑は刈払機で雑草がすべて刈りとられている。
 夕方には,蕗の煮物,エビフライなどが届く。千客万来の一日だった。
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2007年04月03日

黄砂到来

07.4.jpg  敦賀湾を眺めて,春霞みかなと思っていたら,黄砂らしい。そういえば車がほこりだらけ。雨が降るともっとひどくなる。
 数日前,外出中でも,固定電話が受けられるように,携帯に転送するように依頼した。
 ところが,昨晩,携帯に出ると「ピーピー」と鳴っている。実は,先方は固定電話にFAXを送信していたのだ。あわてて,転送中止にして,再度,送信してもらう。FAX兼用機だと転送設定がアダとなるのか。どうしよう悩ましい。
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2007年04月02日

馬齢を重ねる

kingyosou.jpg  引越し荷物にまみれながら,必死になって初出勤の時着用する官服を探す夢を見た。これまで,引越し最中に誕生日を迎えるのが常だったのだ。制服一式と転勤辞令などは,マイカーの中に準備しておいて,引越しするようになったのだが,やはり大変な思いをし,ストレスだったのだろう。
 情けないことに,62年前,生を受け,これまで生かしていただいたのだが,実感として感謝の念や,喜びを感じることができない。まぎれなく僕に与えられた人生だったのだから代えようもない,それを苦い思いで受け止めている部分もある。それよりも,残されたわずかの人生を大事に生きていきたい。欲が深いのか。
 そして,人との関わりを楽しみにして生きていきたい。
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2007年04月01日

今日から4月

07.3.31-2.jpg  チューリップが一輪咲いた。
 南側の日当たりのいい場所に置いておいたチューリップを早速,本堂前に移動する。そして足元を見てびっくり。つい先日,抜いたばかりの雑草がいやに目立っているではないか。春は何だか嬉しい。それは僕だけじゃない。雑草たちも元気になる季節なんだ。
 今日は,先日亡くなった前の責役の奥様の三十五日法要だ。本堂の掃除も,しっかりとしなくては。よおし。さっさとやりましよう。夜は,一杯やりましょうとの誘いを受けた。市内まで出かけるつもり。それにしても片道5千円のタクシー代は痛い。往復で1万円。飲み代より高くつく。
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